全体的に上がっており
マーケットが賑わっておりますが
それをけん引しているのが
DeFi銘柄と言われています。
8月26日には世界最大の
暗号通貨取引所バイナンスが
先行していたFTXに続いて
DeFiインデックス商品を
発売開始するほどで
DeFi銘柄に投資する人が増えています。
さて、このDeFiとは
いったい何なのかということなのですが
Decentralized Financeの略で
直訳すると分散型金融になります。
以前より、分散型取引所という
システムだけで動く取引所がありましたが
それと同じくシステムだけで動く
金融サービス全般となります。
そして、DeFi銘柄というのは
そういったサービスを提供している
会社のトークンで
実際にそのサービスを使うにあたり
必要となるものもあります。
具体的に、どんな金融サービスが
あるのかというと
代表的なものとして
暗号通貨を預けたり借りたりできる
銀行的なものがあります。
そして実際のところ
CompoundというDeFiに
USDCを預けると
2~3%の金利を得られる状態です。
また、暗号通貨を預け入れておくと
それを担保にして
他の暗号通貨を借りられます。
もちろん金利は払うことになります。
さらに、このCompoundをつかうと
利用規模に応じて
COMPというトークンが配布されます。
これについては本質的価値はあまりなく
たくさん持っている人が
Compoundの意思決定に影響力を
持つことができるだけなのですが
爆上げしてバブル状態になりました。
そして、これを加味すると
金利2~3%どころか
もっと儲かるということで
お金が大量に集まり
その金額は今なお増え続けています。
というわけで
DeFi界隈は盛り上がっているのですが
COMPの時価総額は
Compoundの本質的価値に比べると
高すぎであるため
現在は完全にバブル状態です。
2017年にバブル状態だった銘柄は
ほとんど大暴落してしまったように
多くのDeFi銘柄も
大暴落するリスクありでしょう。
今はDeFi銘柄だと噂に聞いて
投資するとやや危ないかもしれませんので
くれぐれも気を付けることをお勧めします。
ただ、ブロックチェーンや
暗号通貨の世界が
盛り上がってきていることは確かで
今後もDeFi銘柄暴落と共に
いったん全体的に下がるものの
長期で見たら上げていきそうですね。
そしてやっぱり
ビットコインは強いと思いますので
暗号通貨にあまり詳しくない人は
ビットコインが
ぐっと下がったときに買うのが
良いのではないかと個人的には思います。